プライバシー・安全
「プライバシー・安全」タブには、想定外の高額請求や不正利用を防ぐための「安全装置」と、訪問者のプライバシーに関わる設定があります。公開前に必ず確認しましょう。
料金の上限(使いすぎ防止)
AIは従量課金なので、アクセスが急増すると費用も増えます。上限を決めておけば、それ以上はAIを呼ばず「該当なし」案内に切り替わるため、安心して公開できます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 1日あたりのコスト上限(USD) | 1日に使う金額の上限。超えるとその日はAIを呼ばなくなります。 |
| 1か月あたりのコスト上限(USD) | 月単位の上限。月の予算に合わせて設定します。 |
| トークン上限 | カスタムプロバイダで単価が未設定のときの、課金の歯止めとして働く上限。 |
不正利用・負荷対策
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 1日/1か月のリクエスト回数上限 | 質問できる回数の上限。いたずらや自動化による大量アクセスを抑えます。 |
| 1時間あたりの上限(自動計算) | 設定項目ではなく、1日の上限から自動で決まります(1日の上限の6分の1)。1日ぶんの枠を短時間で使い切ってしまうのを防ぐための歯止めで、現在値はこのタブに表示されます。 |
| レート制限(秒あたりの回数) | 同じ訪問者が短時間に連続で質問するのを制限します(例: 60秒に20回まで)。 |
| サイト全体の連投上限(自動計算) | 設定項目ではなく、レート制限から自動で決まります(1訪問者あたりの上限の30倍)。多数のIPに分散した大量アクセスへの歯止めです。通常の利用で当たることはありません。 |
上限の判定は「1訪問者ごと → サイト全体」の順に行います。1人が大量に送っても、その分はその人の枠で止まるため、他の訪問者が巻き添えで使えなくなることはありません。
はじめは控えめな上限(例: 1日 $5、1か月 $50)から始め、運用しながら「分析」で実際の利用状況を見て調整するのがおすすめです。
他サイトからの呼び出しをブロック
チャットの送信先は同じサイトからの呼び出しだけを受け付けます。他サイトに勝手に埋め込まれてAI費用を消費されるのを防ぐためで、設定は不要です(通常のブラウザ表示は自動的に条件を満たします)。
- 拒否が発生すると、このタブに「どこからの呼び出しが拒否されたか」が表示されます。
- 別ドメインに正規に埋め込みたい場合は
ks_concierge_allowed_originsフィルターで許可ドメインを追加します。
プライバシー設定
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 同意の要求 | オンにすると、質問がAIに送信されることへの同意を訪問者に求めてから送信します。 |
| ログの保存日数 | 質問・回答の履歴を何日保存するか。過ぎたものは自動で削除されます。 |
スパム対策:IP・ブラウザの記録
いたずらやスパムの特定用に、質問の履歴へ訪問者のIPアドレスとブラウザ(ユーザーエージェント)を記録できます(既定でオン)。記録した内容は「ログの保存日数」を過ぎると自動的に削除され、「分析」タブの履歴に表示されます。IPアドレスは個人情報にあたるため、プライバシーポリシーへの記載をご検討ください。記録が不要なら、この設定をオフにしてください。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| IP・ブラウザを記録する | オンにすると、質問ログに訪問者のIPアドレスとブラウザを保存します(既定オン)。 |
| Cloudflare 経由のサイト | サイトをCloudflareに通している場合にオン。Cloudflare 経由のときだけ本当の訪問者IPを採用するため、IPの記録も連投制限も訪問者単位で正しく機能します。使っていなければオフのままにします。 |
| 信頼するプロキシ(上級者向け) | Cloudflare 以外のリバースプロキシ/ロードバランサ経由の場合に、その送信元IP/CIDR(例:10.0.0.0/8)を記入します。分からなければ空欄で構いません。 |
このプラグインが保存・保護するデータ
| データ | どこに/どう扱うか |
|---|---|
| APIキー | 暗号化して保存。フロント(訪問者側)には絶対に出力しません。他社のAIへ別社のキーが送られることもありません。 |
| ページの索引・埋め込み | サイト内に保存(検索用の数値データ)。サイトの公開コンテンツから作られます。 |
| 質問・回答の履歴 | 分析用にサイト内へ保存。保存日数を過ぎると自動削除。個人情報はベストエフォートでマスク処理されます。 |
| 訪問者の個人情報 | ログは匿名(セッションのハッシュ)で扱い、メールアドレス等とは結びつけません。ただしスパム対策を有効にしている場合は、IPアドレスとブラウザを記録します(保存日数の経過で自動削除)。不要な場合はオフにできます。 |
質問は回答生成のためAIサービス(例: OpenAI)に送信されます。プライバシーポリシーに「サイト内検索のためAIに質問を送信する場合がある」旨を記載しておくと親切です。WordPress標準の「プライバシー」機能(データのエクスポート/消去)にも対応しています。
コスト上限・回数上限に達すると、チャットは新しいAI回答を作らず「該当なし」案内に切り替わります。これは故障ではなく安全装置です。継続して使うには、上限の引き上げか、翌日/翌月のリセットを待ってください。