トラブルシューティング

よくある問題とその解決方法、動作要件、技術仕様をまとめています。

このページの内容

よくある問題と解決策

Q: プラグインを有効化しても何も変わらない

原因: 「一般設定」タブでプラグイン全体の有効化がオフになっている可能性があります。

解決策:

1

管理画面の左メニュー「Kashiwazaki SEO Speed Booster」→「一般設定」タブを開く

2

「プラグイン全体の有効化」チェックボックスをオンにする

3

使用したい機能の個別スイッチもオンにする

4

設定を保存する

ヒント

プラグイン全体の有効化は全機能のマスタースイッチです。これがオフだと個別機能がオンでも動作しません。

Q: Speculation Rules が動作しない

原因: ブラウザが Speculation Rules API に対応していない可能性があります。

解決策:

1

Chrome または Edge のバージョンが 109 以上であることを確認

2

ブラウザの DevTools で「Elements」タブを開き、<script type="speculationrules"> が出力されているか確認

3

「Speculation Rules を有効にする」と「事前レンダリング」または「事前プリフェッチ」がオンになっているか確認

ノート

Firefox や Safari では Speculation Rules API は動作しません。これらのブラウザでは予測プリフェッチ機能をご利用ください。

Q: 計測ダッシュボードにデータが表示されない

原因: 計測機能が有効化されていないか、データがまだ収集されていない可能性があります。

解決策:

1

「一般設定」で「計測を有効にする」がオンになっているか確認

2

フロントエンドページにアクセスし、ブラウザの DevTools の Network タブで /wp-json/wpsb/v1/metrics へのリクエストが送信されているか確認

3

レスポンスが 200 OK であることを確認(403 の場合は Same-Origin の問題、429 の場合はレート制限)

4

データベースに wp_wpsb_metrics テーブルが存在するか確認

ヒント

計測データが表示されるまで、実際のユーザーのアクセスが必要です。有効化直後は自分でサイトにアクセスしてデータを生成してください。

Q: Smart UX スピナーが表示されない

原因: 閾値以内にページが遷移している、または「予測プリフェッチ」が無効になっている可能性があります。

解決策:

1

「一般設定」タブで「予測プリフェッチを有効にする」がオンになっているか確認してください。Smart UX スピナーの JavaScript は予測プリフェッチと同じスクリプトに同梱されているため、予測プリフェッチが無効だとスピナーも動作しません。

2

閾値を 0ms に一時的に変更してテスト

3

外部サイトへのリンクではスピナーは動作しないことを確認

4

ブラウザの DevTools でスピナー用の CSS (spinner.css) が読み込まれているか確認

Q: 画像に loading="lazy" が二重に付与される

原因: テーマや他のプラグインが既に lazy loading を設定している可能性があります。

解決策:

ノート

WordPress 5.5 以降のコア lazy loading とは共存可能です。コアが付与した属性はスキップされます。

Q: 特定のページだけ最適化を無効にしたい

解決策:

Q: REST API のトークンエラー (403) が発生する

原因: Same-Origin チェックに失敗している可能性があります。

解決策:

1

サイトの URL 設定(「設定」→「一般」の WordPress アドレスとサイトアドレス)が正しいか確認

2

リバースプロキシやCDN経由でアクセスしている場合、Origin ヘッダーが正しく転送されているか確認

3

CORS 設定が正しいか確認

動作要件

項目 要件
WordPress 6.0 以上
PHP 8.1 以上
ブラウザ(Speculation Rules) Chrome 109+ / Edge 109+
ブラウザ(その他の機能) 全モダンブラウザ
JavaScript 有効(フロントエンド機能に必要)
データベース MySQL 5.7+ / MariaDB 10.3+(計測機能に必要)

技術仕様

開発者向けフック

フック名 種類 説明
wpsb_prefetch_enabled filter リクエスト単位でプリフェッチを有効/無効
wpsb_exclude_url filter URL の除外判定をカスタマイズ
wpsb_normalize_path filter メトリクスの URL パス正規化をカスタマイズ
wpsb_metrics_data filter メトリクス記録前のデータを加工

使用例

wpsb_prefetch_enabled

// 特定の条件でプリフェッチを無効化
add_filter( 'wpsb_prefetch_enabled', function( $enabled ) {
    if ( is_user_logged_in() ) {
        return false;
    }
    return $enabled;
});

wpsb_exclude_url

// カスタム除外ルール
add_filter( 'wpsb_exclude_url', function( $excluded, $path, $patterns ) {
    if ( strpos( $path, '/api/' ) === 0 ) {
        return true;
    }
    return $excluded;
}, 10, 3 );

アーキテクチャ

プラグインのアーキテクチャ
図: プラグインのアーキテクチャ