インストール・初期設定

プラグインのインストール、管理画面の場所、3 テーブルの自動生成、初期登録の手順までを順番に解説します。

インストール方法

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GitHub からダウンロードした wp-plugin-kashiwazaki-seo-author-panel-manager ディレクトリ一式を /wp-content/plugins/ にアップロードします。

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WordPress 管理画面 「プラグイン」 → 「インストール済みプラグイン」 から 「Kashiwazaki SEO Author Panel Manager」有効化 します。有効化時に register_activation_hookKAPM_Database::create_tables() が走り、3 つのカスタムテーブルが自動生成されます。

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管理画面左サイドバーに 「Kashiwazaki SEO Author Panel Manager」dashicons-id-alt アイコン)が追加されます。メニューの表示位置は 81 番(WordPress 標準メニューの下、カスタムメニュー上部付近)です。

メニュー位置
プラグイン一覧の「設定」リンク

インストール済みプラグイン画面では、本プラグインのエントリに「設定」リンクが表示されます(plugin_action_links_ フィルタで追加)。クリックすると admin.php?page=kapm(Person タブ)に直接移動します。

生成される 3 つのカスタムテーブル

プラグイン有効化時、dbDelta() を通じて以下の 3 テーブルが作成されます。すべて独立したテーブルで、WordPress の wp_users / wp_posts とは関連付きません。エンティティ ID は各テーブルで独立して採番されます。

テーブル名 主なカラム数 用途・保存内容
{prefix}apm_persons 11 個人エンティティ。name / name_en / role / job_title / bio / image_url / url / same_as / panel_style / created_at
{prefix}apm_corporations 10 企業エンティティ(Corporation 型)。description / logo_url / url / same_as 等
{prefix}apm_organizations 10 組織エンティティ(Organization 型)。カラム構成は Corporation と同一

{prefix} は通常 wp_ です(wp-config.php で変更している場合はそちらに準拠)。完全なカラム定義と型は トラブルシューティングの DB スキーマ表を参照してください。

インデックス戦略

3 テーブルとも PRIMARY KEY (id) のみです。エンティティ件数は通常数十件以下を想定しており、追加インデックスは設定していません。

管理画面の構成

管理画面(admin.php?page=kapm)は、上部のタブナビゲーションで Person / Corporation / Organization の 3 タブを切り替える構成です。各タブは一覧表示 → 新規追加/編集フォーム → 保存 という一般的な WP 管理画面の流れです。

Person 一覧画面

初期設定の流れ

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Person タブで「新規追加」をクリックし、記事執筆者・レビュアー等の個人エンティティを登録します。最低限「名前」のみ必須。英語名・肩書き・自己紹介・画像・URL・sameAs は任意です。

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必要に応じて Corporation タブで運営会社・発行元などを登録し、Organization タブで研究機関・運営メディアなど非営利組織を登録します。3 種類は混在させずに正しいタブへ登録してください(Schema.org の型が異なるため)。

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各エンティティには パネルデザイン(default / dark / accent / minimal / card の 5 種)を個別設定できます。記事によって異なるデザインで表示したい場合は、同じエンティティを複数登録して使い分けるか、ブロック/ショートコード側でラベルを指定してください。

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記事への挿入は Gutenberg ブロック(ブロック追加メニューで「著者」「author」で検索)または ショートコード [author_panel persons="1,2" corporations="1"] のいずれかで行います。詳細は ショートコード&ブロックページを参照してください。

パネルデザイン一覧

各エンティティ編集画面の「パネルデザイン」セレクトから選択します。CSS は public/css/panel-style.css(実測 4,629 バイト)で定義されており、JavaScript は使用しません。

value CSS クラス 見た目の特徴
default.kapm-style-defaultグレー背景 #f9f9f9、細ボーダー、角丸 6px。既定
dark.kapm-style-darkダーク背景 #2b2d42、水色アクセント。WCAG AA コントラスト比準拠
accent.kapm-style-accent白背景、左端 4px の青アクセントバー
minimal.kapm-style-minimal背景・ボーダー無し、下線のみのミニマル表示
card.kapm-style-card白背景 + 10px 角丸 + シャドウの「カード」表示

各デザインの詳細な CSS 仕様(配色・境界線・適用例)は エンティティ管理ページにまとめています。

保存・削除のセキュリティ概要

管理画面の保存・削除処理は、すべて nonce 検証と capability チェックで保護されています。通常の利用で意識する必要はありませんが、カスタマイズやトラブルシューティング時は以下の点に注意してください。

全 6 種類の nonce アクション名と送信元は トラブルシューティングの nonce 一覧で確認できます。

メニュー情報サマリー

項目
管理ページスラッグkapmadmin.php?page=kapm
メニュー表示位置81(add_menu_page の position 引数)
メニューアイコンdashicons-id-alt(ID カードアイコン)
管理画面権限manage_options
タブ切替 URL クエリ&tab=person / &tab=corporation / &tab=organization(既定は person)

国際化(i18n)の現状

本プラグインの Text Domain ヘッダーは kashiwazaki-seo-author-panel-manager、Domain Path ヘッダーは /languages が宣言されています。PHP 側の管理画面 UI 文字列の多くは __() / esc_html__() / esc_attr__() / esc_html_e() / esc_attr_e() 経由で出力されており、翻訳関数のフックポイント自体は存在します。

現状は翻訳ファイル配置だけでは完全多言語化できません

v1.0.0 の実装には load_plugin_textdomain() の呼び出しがなく、wp_set_script_translations() によるブロックエディタ JS への翻訳連携もありません。加えて、以下の箇所は翻訳関数を通っておらず日本語文字列がハードコードされています:

他言語環境で運用したい場合、現時点では load_plugin_textdomain() の追加、JS 文字列の wp.i18n API 化、ハードコード文字列の翻訳関数化をコード側で行うフォーク対応が必要です。

GitHub リポジトリと更新

項目
リポジトリgithub.com/TsuyoshiKashiwazaki/wp-plugin-kashiwazaki-seo-author-panel-manager
マニュアル URL(このページ)tsuyoshikashiwazaki.github.io/wp-plugin-kashiwazaki-seo-author-panel-manager
更新履歴リポジトリ内の CHANGELOG.md
ライセンスGPL-2.0+
作者プロフィール柏崎剛(Tsuyoshi Kashiwazaki)

プラグイン本体のアップデートは現状 GitHub から手動ダウンロード → /wp-content/plugins/ への上書きで行います。WordPress.org プラグインディレクトリ経由の自動更新は未提供です。