Kashiwazaki SEO Author Panel Manager マニュアル

Author Panel Manager メインビジュアル

Person(個人)/ Corporation(企業)/ Organization(組織)の 3 種類のエンティティを独立したカスタムテーブルで管理し、著者パネル HTML と Schema.org JSON-LD 構造化データを出力する WordPress プラグインです。

本プラグインは、WordPress の既存ユーザー管理とは独立した「著者データベース」を提供します。記事の執筆者・監修者・運営会社・発行元などを 3 種類のエンティティに分けて登録し、ブロックエディタや [author_panel] ショートコードから任意の組み合わせで記事に挿入できます。Standard モードでは独立した JSON-LD を出力し、Custom モードでは Yoast SEO / Rank Math など他プラグインが出力する Article / WebPage スキーマの @idauthor / publisher / reviewedBy などのプロパティとして紐付けます。

エンティティ管理

Person / Corporation / Organization の 3 タブで個別管理。独立した 3 テーブルに保存され、WordPress ユーザーとは関連付きません。

JSON-LD 出力

Schema.org 準拠の構造化データを Standard / Custom の 2 モードで出力。Custom は他プラグインの既存スキーマに埋め込み可能です。

Gutenberg ブロック

ブロックエディタのサイドバーからエンティティを選択・ラベル付け・モード切替。ショートコードと内部的に同じレンダラーを共有します。

SEO / GEO における貢献

構造化データによる E-E-A-T 情報の機械可読化

本プラグインは、Schema.org の Person / Corporation / Organization ノードを JSON-LD で出力します。著者名・肩書き・所属・プロフィール画像・外部 SNS へのリンクを構造化された形で提供することで、検索エンジンや生成 AI が「この記事を書いたのは誰か」「どの組織が発行しているか」を機械的に読み取る助けになります。これが検索順位やリッチリザルト表示に与える影響は検索エンジン側の判断によるため断定できませんが、E-E-A-T 評価の手がかりとなる情報を構造化データとして提供すること自体は可能です。

Custom モードによる既存スキーマとの連携

Custom モードでは、他の SEO プラグインが出力した Article / NewsArticle / WebPage スキーマの @id を指定し、そのノードに author / publisher / editor / reviewedBy などのプロパティとしてエンティティを紐付けます。これにより、ページ内の構造化データに「この記事の著者/発行者はこのエンティティ」という関連を明示でき、構造化データグラフの整合性を高める助けになります。

Core Web Vitals への影響

フロントエンドで読み込む CSS は public/css/panel-style.css のみで、実測 4,629 バイト(約 4.5KB)です。フロントエンド側での JavaScript は一切使用しません(管理画面・ブロックエディタ用の JS を除く)。CSS 自体も、ショートコード/ブロックが実際に出力される記事にのみ wp_enqueue_style() で読み込まれるため、パネルを挿入していないページでは読み込みゼロです。これらの事実から、Core Web Vitals の計測値に本プラグインが与える追加負荷は小さく抑えられる設計となっています。

生成 AI(GEO)での引用可能性

JSON-LD で出力された著者・組織の情報は、生成 AI がコンテンツの信頼性や著者の専門性を参照する際の機械可読な入力データになります。sameAs プロパティは外部プロフィール(X / LinkedIn / GitHub / ORCID / Google Scholar 等)へのリンクとして出力され、エンティティの同一性確認に利用できる情報を提供します。AI 側の引用動作は各サービスの判断に依存するため断定はできませんが、構造化された著者情報を提供することで AI が参照しやすい形を整えることはできます。

プラグイン概要フロー図
エンティティ登録 → 記事挿入 → HTML パネル + JSON-LD 出力までの全体フロー

目次

ページ 内容
概要 プラグインの目的・主要機能・SEO/GEO における貢献・動作要件
インストール・初期設定 インストール手順、3 テーブルの自動生成、メニュー位置、パネルデザイン一覧、nonce 概要
エンティティ管理 Person / Corporation / Organization の 3 タブ別全フィールドメタデータ表、Role 推奨値と role_to_property() 全 9 分岐マップ、パネルデザイン 5 種詳細、使用記事逆引き仕様、アンインストール挙動
ショートコード&ブロック ショートコード/ブロック全 6 属性リファレンス、エディタサイドバー UI、Standard/Custom JSON-LD 実出力例、sameAs 44 ドメインアイコンマッピング、ネストブロック検出
トラブルシューティング よくある問題と解決策、完全な DB スキーマ表、REST API 仕様(レスポンス形状・権限・nonce)、nonce アクション名全 6 種、登録フック一覧

動作要件

項目 要件
WordPress6.0 以上
PHP8.0 以上(コード内で match 式、Union 戻り値型 int|false を使用)
対応ブラウザChrome / Firefox / Safari / Edge の各最新版
必須 WordPress 機能ブロックエディタ、parse_blocks()wp_enqueue_media()dashicons
管理画面権限manage_options(管理者ロール)
REST API 参照権限edit_posts(ブロックエディタのサイドバー表示用)

インストール後すぐに使い始めたい場合は、インストール・初期設定ページに進んでください。エンティティの登録方法やフィールドごとの詳細は エンティティ管理ページで解説しています。

プラグイン削除時のデータ

プラグインを WordPress 管理画面から「削除」すると、uninstall.php により {prefix}apm_persons / {prefix}apm_corporations / {prefix}apm_organizations の 3 テーブルが 完全に消去されます。「無効化」ではテーブルは残ります。