トラブルシューティング
Kashiwazaki SEO Super Access Log の使用中に発生しうる問題と対処法、動作要件、技術仕様について解説します。
よくある問題と対処法
アクセスログが記録されない
| 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|
| プラグインが有効化されていない | 管理画面の「プラグイン」一覧で、本プラグインが有効になっていることを確認してください。 |
| カスタムテーブルが作成されていない | プラグインを一度無効化してから再有効化してください。有効化時にテーブルが自動作成されます。 |
| 除外設定に該当している | 設定画面の除外URIパターン、静的ファイル除外、自サーバーIP除外の設定を確認してください。 |
| キャッシュプラグインがPHP実行をスキップしている | フルページキャッシュが有効な場合、PHPが実行されずログが記録されないことがあります。キャッシュプラグインの設定を確認してください。 |
チャートが表示されない
| 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|
| Chart.jsが読み込まれていない | ブラウザの開発者ツールのコンソールでJavaScriptエラーがないか確認してください。 |
| ログデータが存在しない | チャートはログデータに基づいて描画されます。十分なデータが蓄積されてから確認してください。 |
| 他のプラグインとJavaScriptが競合している | 他のプラグインを一時的に無効化して、競合がないか確認してください。 |
CSVエクスポートが失敗する
| 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|
| データ量が多すぎる | フィルタ条件で期間を絞り込んでからエクスポートしてください。 |
| PHPメモリ制限に達している | wp-config.php で WP_MEMORY_LIMIT を引き上げてください(推奨: 256M以上)。 |
| PHP実行時間制限に達している | サーバーの max_execution_time を確認してください。本プラグインは最大300秒に設定しています。 |
ボットが正しく検出されない
| 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|
| ボット検出パターンが不足している | 設定画面のボット検出パターンに、検出したいボットのUser-Agentパターンを追加してください。 |
| ボットがUser-Agentを偽装している | User-Agentを偽装するボットはパターンマッチングでは検出できません。IPアドレスや行動パターンで判断してください。 |
ヒント
問題が解決しない場合は、一度プラグインを無効化してから再有効化してみてください。設定値はデータベースに保持されるため、再有効化後も設定は維持されます。
動作要件
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| WordPress | 5.0 以上 |
| PHP | 7.4 以上 |
| 対応ブラウザ | Chrome、Firefox、Safari、Edge(最新版) |
技術仕様
- データ保存: wp_options(kssl_*系17キー)
- カスタムテーブル: kssl_access_logs
- 外部通信: なし
- Cronイベント: kssl_monthly_optimization(月次テーブル最適化)、kssl_cleanup_old_logs(自動クリーンアップ)
- メール送信: なし
- AJAXハンドラー: 20個(ログ取得・フィルタ・チャート・CSV操作・設定関連)
- フロントエンド: Cookieベースの訪問者トラッキングのみ(JSON-LD・metaタグ出力なし)
- セキュリティ: nonce検証、権限チェック、入出力サニタイズ、不審アクセス検出
アーキテクチャ
Kashiwazaki SEO Super Access Log は以下のコンポーネントで構成されています。
フロントエンド(トラッキング)
- Cookieベースの訪問者ID発行と再訪問識別
- User-Agentパターンマッチングによるボット自動判定
- 不審なリクエストURLパターンの検出
- アクセスデータのカスタムテーブルへの記録
バックエンド(管理画面)
- 20個のAJAXハンドラーによるログの取得・フィルタ・チャート描画・CSV操作
- Chart.jsによるアクセストレンドの可視化
- CSVエクスポート・インポート機能
- 訪問者ブロック・User-Agentブロック機能
manage_options権限のユーザーのみアクセス可能
Cronジョブ
kssl_cleanup_old_logs: 保持期間を超えたログの自動削除(バッチ1,000件ずつ)kssl_monthly_optimization: 月次のテーブル最適化(OPTIMIZE TABLE)
アクセス記録フロー
1
訪問者がサイトにアクセスすると、フロントエンドのトラッキング処理が開始されます。
2
除外設定(URI パターン、静的ファイル、自サーバーIP、空UA)に該当するかチェックします。該当する場合は記録をスキップします。
3
Cookie IDの存在を確認し、新規訪問者にはCookie IDを発行します。既存訪問者のCookieは更新されます。
4
User-Agentパターンマッチングでボット判定を行い、アクセスデータをカスタムテーブル kssl_access_logs に記録します。
補足
プラグインの削除時は、uninstall.php によりカスタムテーブル kssl_access_logs、wp_options のkssl_*系設定、Cronイベントが自動的にクリーンアップされます。