詳細設定

URLスクレイピング、ショートコード、自動挿入位置など、Kashiwazaki SEO Perfect Breadcrumbs の詳細な設定項目を解説します。

URLスクレイピング機能

本プラグインは、パンくず内の外部リンクに対して自動的にURLスクレイピングを行い、リンク先ページのタイトルを取得します。これにより、外部リンクのパンくず項目にも適切な名前が表示されます。

パンくず設定の詳細
パンくず設定画面の詳細オプション

フロントエンド表示例

パンくずナビゲーションの表示例
投稿ページ上部に表示されたパンくずナビゲーション

仕組み

1

パンくず内に外部URLが含まれている場合、プラグインは wp_remote_head でURLのステータスコードを確認します。

2

ステータスが正常(200)であれば、wp_remote_get でページのHTMLを取得し、<title> タグからページタイトルを抽出します。

3

取得した結果はTransientキャッシュ(24時間)に保存され、次回以降のアクセスではキャッシュからデータを返します。

補足

スクレイピング時のUser-Agentは KSPB Breadcrumbs Bot/1.0 で、タイムアウトは5秒に設定されています。サーバー負荷を最小限に抑えるよう設計されています。

URLステータス検出と自動補正

プラグインはURLのHTTPステータスコードを検出し、問題のあるリンクに対して自動的に対応します。

ステータスコード プラグインの動作
200 OK 正常なリンクとしてそのまま表示します。
301 Moved Permanently リダイレクト先のURLを検出します。同一ドメインの場合のみ代替URL候補として扱います(外部サイトへの自動追跡は行いません)。
302 Found 一時的なリダイレクトを検出します。同一ドメインの場合のみ代替URL候補とします。
404 Not Found リンク切れを検出し、管理者に通知します。代替URLの手動設定が可能です。
注意

URLスクレイピングは外部サーバーへのHTTPリクエストを伴います。大量の外部リンクがある場合、Transientキャッシュが切れた際に一時的にページ生成が遅くなる可能性があります。

Basic認証対応

Basic認証が必要なURLに対しても、ユーザー名とパスワードを設定画面から登録することでスクレイピングが可能です。認証情報は暗号化して保存されます。

ショートコードの使い方

パンくずナビゲーションを任意の場所に手動で挿入するには、ショートコード [kspb_breadcrumbs] を使用します。

基本的な使い方

投稿や固定ページの本文エディタ内で、パンくずを表示したい位置に以下を記述します。

[kspb_breadcrumbs]
ヒント

ショートコードはウィジェットエリアやテンプレートファイル内でも使用可能です。テンプレートファイルで使う場合は <?php echo do_shortcode('[kspb_breadcrumbs]'); ?> と記述してください。

自動挿入との併用

自動挿入とショートコードを同時に使用すると、パンくずが二重に表示される場合があります。ショートコードを使用する場合は、設定画面で自動挿入を「無効」に設定することを推奨します。

自動挿入位置の詳細

自動挿入位置は、WordPressのアクションフックを利用してパンくずを挿入します。27種類のフックポジションが用意されており、テーマの構造に合わせて最適な位置を選択できます。

主なフックポジション

フック名 挿入位置の説明
wp_body_open <body> タグ直後。ページ最上部に表示されます。
the_content(前) 記事本文の直前に挿入されます。
the_content(後) 記事本文の直後に挿入されます。
loop_start メインループの開始時に表示されます。
wp_footer ページフッター領域に表示されます。
補足

使用中のテーマがすべてのフックに対応しているとは限りません。パンくずが期待どおりの位置に表示されない場合は、別のフックポジションを試してください。

表示対象の投稿タイプ

パンくずの自動挿入は、以下の投稿タイプで有効です。

ヒント

トップページ(フロントページ)ではパンくずは自動的に非表示になります。これは、トップページがパンくずの起点(ホーム)であるためです。

キャッシュ管理

URLスクレイピングの結果はWordPressのTransient APIを使用して24時間キャッシュされます。キャッシュにより、同じURLへの重複リクエストを防ぎ、ページ表示速度を維持します。

項目 詳細
キャッシュ方式 WordPress Transient API
有効期間 24時間(自動更新)
保存先 wp_options テーブル(オブジェクトキャッシュ利用時はメモリ)
手動クリア 設定画面の「キャッシュクリア」ボタンで即座に削除可能